第20回 国際福祉健康産業展 ウェルフェア 2017 2017/5/20 ポートメッセ名古屋 〇概要 国際福祉健康産業展は福祉用具等の展示会である。 出展者数168団体、訪問者は3日間で7万3千人程度の規模であった。 会場の面積としては自動車メーカー各社の車いす対応車両が一番の面積を占めていた。 その次に車いすの出展者が目立ったように思う。車いすについては低価格帯ではなく オーダーメイド、高価格帯の出店が目立った。 そういう金銭に余裕がある市場が有ると言うことの証左と考えらえる。 〇モーター適用製品概要 (A)電動車いす、シニアカー 電動車いす、シニアカーの電動機についてはM社の存在感は皆無となっていた。 ある程度予想していたとはいえ、ここまでとは寂しい限りである。 市販の制御モーターで電動車いすを素早くでっちあげて市場に早期参入する時期は終わりに近づいており、 価格競争等に移ってきたようである。 スズキでさえMITUHAMA?というところのモーターに切り替えていた。 中国製の電動機に切り替わったと思いきや、必ずしもそうではないようである。 ただモーターに不慣れな顧客としては、ある程度のサポート対応力も求められるために 日本語のサポートが期待できる国内の格安メーカーを採用しているようである。 一方で、後発のシニアカーメーカーは 正転起動・逆転起動を手元スイッチにつけ、速度設定ボリュームをステム上に持ってくるような 粗悪なものを出しているような現状であり、コンサルとしてつけ入る隙もまだあると考える。 トヨタのi-uintみたいなのはなかった。 所感: 車両の操作は ACRであるべきだけどASRになってるものがある。 さすがに主回路は洗練されてきた感じ。 バッテリーはやっぱり厳しい。本フェアでは電源方面の出展は認めれられなかった。 (B)エレベータ ホームエレベータが2社出していた (C)リフト (パートナーみたいな物) 少数出展している 〇介護用ロボット, 端末   高齢者に対し、薬の飲み忘れ防止などの通知を行う端末 端末形状がタブレットのものとぬいぐるみの形状の物がある ぬいぐるみをかぶせるとロボットカテゴリーになるのか? ・声掛け君 ・まもるーの 〇内線システム Asterisk使用の内線システム、システム構築して売り込んでいる 〇監視カメラシステム 徘徊防止 〇その他: ・リハビリ装置:リハビリ用のスティック入力装置 ソニック石川 ・ばねによる歩行アシスト: 腿を上げるのをばねでアシストする(ACSIVE ALQ) しゃがんだり立ち上がったりは楽にならない 以上